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音声ファースト時代の幕開け:Ari OSが変える現場DX

音声操作を中心に据えた次世代OS「Ari OS」と、軽量かつ高性能なスマートグラス「Arc 3」の登場により、産業現場のDXは新たな段階に入りつつあります。呼びかけるだけでアプリや情報にアクセスできる音声ファーストの操作体験は、両手が塞がる現場作業と高い親和性を持ち、生産性と安全性の両立を支援します。本稿では、実際の使用感を交えながら、Ari OSが現場にもたらす変革の可能性についてご紹介します。

フロントラインを変革する、Ari OSとは?

産業現場向けの耐久性・効率性に優れたヘッドセットを展開してきたRealWearが、
2025年12月に発表したArc 3とともに登場させたのが、音声操作に特化した次世代OS「Ari OS」です。

音声ファーストの新しい操作体験

Ari OSは“音声ファースト”を核としたオペレーティングシステムで、自然言語による会話でアプリや機能を呼び出せるのが最大の特徴です。
起動は「Hey Ari(ヘイ アリ)」と呼びかけるだけで、以下のような操作が可能です。

○主な内容

・カメラアプリの起動
・Collaborateアプリ(Microsoft Teams)での通話
・システム設定(音量、明るさ、マイプログラムの設定など)の調整
・Q&Aなど質問対応

現場でのハンズフリー作業を強力にサポートします。

Arc  3との連携で実現する“現場DX”

Arc 3は179gという軽量設計に加え、高解像度のシースルーディスプレイとデュアルカメラを搭載しています。
既存モデルと比べ、視認性と撮影機能が飛躍的に向上しました。
Ari OSとの組み合わせにより、両手の作業時でもより快適に以下の作業が可能です。

○主な内容

・作業マニュアルの確認
・問題、トラブル時の遠隔支援による即時共有

音声と映像を駆使したワークフローにより、生産性と安全性の両立が期待されます。

実際に使ってみた!Arc  3 × Ari OS

*Ari OSは現状では英語のみの対応であり、日本語の対応は順次進められています。
適宜バージョンが更新されますが、現段階での日本語はトライアル版のような対応となります。
正式なリリースがされた際には別途案内される予定です。

初回起動

Arc 3の初期設定後、ホーム画面は「マイ・プログラム」と「マイ・設定」が見やすく配置され、操作性が向上しています。

アプリ起動

「ヘイアリ、コラボレートを開いて」と発声すると、Collaborate Teams 2が起動します。
同様に「ヘイアリ、“〇〇”を開いて」とアプリ名を言えば、他のアプリも操作可能です。

言語切り替え

英語モードで起動するので、「日本語で話して」と指示すれば、日本語での音声応答に切り替わります。

天気予報や雑学も

「東京都渋谷区の天気を教えて」や「インターネットは誰が作ったの?」といった質問にも音声で回答。現場での情報取得がスムーズです。

面白いことを日本語で言って!?

Ari OSに「面白いことを日本語で言って」と発声すると、音声付きでユーモアある回答が返ってきます。現場でのちょっとしたリフレッシュにも活用できます。

ありがとうで会話終了

会話を終えたいときは「ありがとう」と発声するだけで、Ari OSとのやり取りが終了します。
自然な会話の流れで操作を完結できるのも魅力です。

今後の展望と日本市場での可能性

国内ではNSWが2025年12月にArc 3の提供を開始し、2026年1月開催の「スマート工場EXPO」で実演展示。ヘルスケア、物流、倉庫など、軽量で扱いやすいArc 3と自然言語UI(ユーザーインターフェース)を活用するユースケースが広がるでしょう。
さらに、Ari OSが搭載されたデバイスが「音声ファーストAR*時代の標準OS」として産業全体の働き方に革新をもたらす可能性があります。
*AR: Assisted Reality (アシステッド・リアリティ)

まとめ

Ari OSは音声中心のインターフェースで現場作業のハンズフリー化を推進するキーテクノロジーです。Arc 3との連携は、従来のスマートグラスの常識を覆す構成になり得るでしょう。音声認識やクラウド連携の進化により、その実用性・普及性はさらに加速します。
現場作業の効率化と安全性を目指す企業にとって、今後の主力ソリューションとなる可能性を秘めています。